大阪府立高等学校教職員組合
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大阪府立高等学校教職員組合(略称・府高教)は、大阪の府立高校(全日制課程…148校、定時制・通信制課程…16校)にはたらく教職員によって構成されています。
多くの教職員、父母・国民のみなさんと力をあわせて、子どもと教育を守ること、国民の生活と日本の平和・民主主義を擁護すること、教職員の生活と権利の向上をはかること、これが府高教のおもな活動内容です。
府高教は、大阪教職員組合、全日本教職員組合・日本高等学校教職員組合に加盟しています。
府高教定期大会 特別決議
府高教第七九回定期大会 特別決議
橋下「行革」の反府民的本質を明らかにし、教育守る圧倒的な共同の闘いを大きく発展させよう!
たった一人の訴えが一日で60数名の署名となった職場。
「クビになる・・?!あの人のことだ!」と生徒たちも動き出した学校。
PTA総会で「年度中途で授業ができなくなるおそれもある」と訴える校長。
府立高校で”非常勤職員の雇用を守れ、非常勤講師減らすな!”の署名は燎原の火の如く広がりわずか一週間で1万2千を超えて結集されています。
小学校の35人学級廃止等に対しては「知事の得票が183万票なら私たちは200万を超える声を集める!」という意気込みで府PTA協議会が署名に取り組んでいます。
雇用・賃金を含めた私たちの人件費を大幅に切り下げようとする攻撃。それは結局、教育の仕事をおとしめ軽んじて、大阪の教育そのものの切り下げをはかるものです。絶対に、容認するわけにはいきません。
あらゆる分野で、大阪の教育を壊すな!の声が広がっています。
何より大阪府教育委員会自身が、「全国を上回る授業料を取りながら・・・水準を下げることは府民に対する背信行為である」とまでのべ、「蓄積を壊すのは一瞬だが、再生には何年もの時間と多大な労力が必要」と知事に対して公然と自重を求めています。
こうして今、大阪の教育を守る広範な共同を、大きく大胆に前進させる条件が広がっています。
そして、この闘いの発展のためにも、同時に求められるのは橋下知事による「行革」の本質を一刻も早く府民の前に明らかにすることです。
多くの府民が願う「財政再建」とは、莫大な赤字の要因を除き、府がより充実し安定した基盤のもとに教育・福祉・医療をはじめとした「府民のための施策」をできるようにすることです。
しかし橋下知事が進めようとしているのは、大阪府の仕事そのものを縮小し、放棄する「新自由主義的やり方」でまさに「大阪府解体、解消路線」ともいうべきものです。
大規模開発や国の施策への追随など、府に多大な借金をもたらした原因の分析もなく、そもそもの元凶にはいっさい手をつけようとしないものである以上、何ら問題の解決につながるものでないことはあまりにも明白です。
7年前、「90%に近い支持」のもと進められた新自由主義的改革、小泉「構造改革」がもたらしたものは今「ワーキング・プア」「後期高齢者」など多くの国民の前に害悪としてはっきり目に見えるものとなり、先の参議院選挙での審判を経て20%を下回る現内閣の支持率となって現れています。
同じことを繰り返させるわけにはいきません。
だからこそ、橋下知事の進める「行革」への期待を表明し知事の「力」の背景となっている少なくない府民に、どれだけ早くその本質を伝えられるか、ここに私たちの闘いの成否はかかっています。
いまこそ、大阪の教育を守る広範な共同をさらに大きく大胆に前進させましょう。
知恵と力、創意・工夫を結集して、橋下「行革」の反府民的な本質を明らかにしましょう。
そして、これらを府政の民主的転換へつながるたたかいへと発展させようではありませんか。
私たち府高教は、その自覚を持って、府民共同のたたかいの重要な一翼をにない、奮闘します。
以上、決議します。
2008年5月24日 堺にて
大阪府立高等学校教職員組合 第79回定期大会